library(broom) # For converting models into tables
library(DT)
library(haven)
library(huxtable) # For side-by-side regression table
library(rdrobust) # For robust nonparametric RDD
library(rddensity) # For nonparametric RDD
library(stargazer)
library(tidyverse) # For ggplot
theme_set(theme_gray(base_size = 10, base_family = "HiraginoSans-W3")) # macOS用
theme_set(theme_gray(base_size = 10, base_family = "Meiryo")) # Windows用
instrumental variable
)instrumental varialble estimation
)「傾向スコアマッチング」における因果推論との違い
・「傾向スコアマッチング」では「無視可能な割り付けが成立している」ことが前提
= 処置を割り当てるかどうかのメカニズムが「混同的でない」(unconfounded
)
=
「処置を受けるかどうかの意思決定」と「処置を受けることでもたらされる結果」は無関係
= 「内生性 (endogeneity
) がない」
・しかし、私たちの現実の生活では「混同的な割当メカニズム」はしばしば存在する
・例1:夏休み中に行われる「補講授業」への参加は、前期の試験結果だけで決まるわけではなく、補講授業を受講することで後期の試験結果がどうなるかという予測に基づいて決まる
・例2:ある教員を採用するかどうかは、その教員の業績だけで決まるわけではなく、その教員を採用することで大学の業績(学生への人気)がどう変わるかの予想に基づいて決まる
・このような「混合的な割当メカニズム」がある場合
→ バイアスが発生するため「傾向スコアマッチング」などの手法では、因果効果を正しく推定できない
・そこで使われるのが、操作変数法
(instrumental varialble estimation
)
・操作変数法を使えば「無視可能な割り付けが成立していない時でも(=
内生性があっても)」因果効果を推定できる
instrumental variable estimate
)
を使う事でどのようなことが明らかになるのかいくつか例を挙げてみようHarada and Smith (2021)
は日本において、政治家が特定の地域へ補助金を配分することと、その地域の犯罪率の関係を分析