浅野ゼミでは毎年、夏期休暇を利用してアメリカ主要都市への研修旅行を行っています。今年は8月30日~9月7日までの9日間、サンフランシスコを訪問しました。研修目的は主に、異文化を肌で感じること教室で学んだ英語を実際に使ってみることです。
参加者は、2年生から4年生の浅野ゼミ生をはじめ、浅野先生担任のアカデミックスキルクラスの1年生、学習院大学の学生、浅野先生の計12名です。滞在中のプランニングは参加者が個別に行い、二〜三人ずつグループに分かれて行動しました。短期間ではありますが、サンフランシスコのみに限らずカルフォルニア州各所へ足を伸ばすことでき、大変密度の濃い旅行でした。以下に、主な活動内容を紹介させて頂きます。

サンフランシスコ国際空港(SFO)にて

8月30日

日本時間19:50羽田空港発、サンフランシスコ国際空港行の飛行機に乗りました。約9時間の飛行の後、サンフランシスコへ無事到着しました。補綴に到着後、日が暮れるまで、宿泊先であるヒルトン・サンフランシスコ・ユニオンスクエア・ホテル周辺を散策しました。

8月31日

この日は、ヨセミテ国立公園にドライブに行くグループと電車を乗り継ぎスタンフォード大学へ向かうグループに分かれて行動しました。ヨセミテ公園グループは、片道5時間を超える長旅となりましたが、大自然の絶景を満喫することが出来ました。スタンフォード大学グループは、日本の大学とは比較できないほど広大なキャンパスに圧倒され、風情があり重厚な建物に魅了されました。芝生の上では50人ほどの学生がPCを片手に熱心にディベートしている光景が印象的でした。3つのフロアを占める巨大なBOOKSTOREで大学グッズを購入し、大満足して帰路につきました。夕食は、拓殖大学政経学部OBで北陸学院大学准教授の若山先生御夫妻と一緒にチャイナタウンに行きました。

ヨセミテ記念公園にて

チャイナタウンにて

スタンフォード大学にて1

スタンフォード大学にて2

9月1日

この日も各々の立てた計画に基づいて行動しました。私は、Uberを初めて利用してゴールデン・ゲート・ブリッジを渡りました。橋を渡った先にある(浅野先生オススメの)サウサリートという街は知る人ぞ知る穴場のようなところでとても素敵でした。夜にはAT&Tパークにてサンフランシスコ・ジャイアンツとセントルイス・カージナルスの一戦を観戦しました。

ゴールデン・ゲート・ブリッジにて

サウサリートにて

9月2日

この日は、サンフランシスコから3時間南下したところにある風光明媚なカーメル・モントレーまでドライブしたグループと、市内観光組に分かれて行動しました。市内観光組は、ケーブルカーに乗ってロンバート・ストリートやパレス・オブ・ファインアーツを訪れました。私はドライブ組の一人としてカーメル・モントレーまでドライブしました。カーメル・モントレーは、サンフランシスコのような都会とは異なり、穏やかにゆっくりと時間が流れていました。                    ::: {style=“text-align: center;”} :::

カーメルの街並み

9月3日

この日は、カルフォルニア大学バークレー校訪問組と、スタンフォード大学訪問組に分かれて、大学巡りの一日となりました。私は両校とも見ることが出来ました。両校とも数多くのノーベル賞の受賞者を輩出している世界でもトップクラスの超名門校でありながら、雰囲気が全く違うと感じました。UCバ-クレーは自然の中、落ち着いた雰囲気で生徒たちがそれぞれ過ごしていました。スタンフォード大学は兎にも角にもスケールが大きく、由緒ある協会が出迎えてくれたかと思えば、近代的な校舎も多くハイブリットな環境に囲まれていました。

UCバークレー正門にて

9月4日

この日は、市内観光組と、シリコンバレー訪問組に分かれて行動しました。市内観光組はフルハウスで有名なアラモスクエアを訪問し、シリコンバレー組はアップル本社、インテル本社などを訪問しました。私は、個人的にインテル・ミュージアムで貴重な体験が出来たことがとても嬉しかったです。

9月5日

丸一日行動できるのは、この日が最後。それぞれラストスパートと言わんばかりに西へ東へカリフォルニアを満喫しました。私は楽しみにしていたアルカトラズ島へのクルーズツアーに大興奮でした。アルカトラズ島“Alcatraz Island”は、カリフォルニア州のサンフランシスコ湾内、サンフランシスコ市から2.4kmのところに浮かぶ小島です。昔は灯台、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使用され、ザ・ロック、監獄島とも呼ばれています。現在、この島は、一般観光客に公開されています。このアルカトラズ島が舞台となった映画は、「ザ・ロック」、「アルカトラズからの脱出」など十数作品生まれています。

9月6日/7日

最終日はそれぞれホテル近辺にて、ゆっくり過ごしたり、ショッピングを楽しむなどしました。サンフランシスコを16:25発の便にて出発し、日本時間21:00ごろ無事に全員帰国しました。
文責:商学部 経営学科 2年 青木 優和

学生の感想

政経学部 経済学科 2年 江馬拓海

私はこのサンフランシスコ研修でゴールデン・ゲート・ブリッジを自転車で渡ったり、MLBの試合を観戦したり、アルカトラズ島を見学したりと様々な印象に残る体験ができました。特に、人生でMLBの試合を生で観戦する日は来ないだろうと前に思ったことがあったので、その機会を作ってくださった浅野先生や、観戦を提案してくれた中村さん、チケットを手配してくれた青木君にはとても感謝しています。また、約1週間行動を共にしたことで同期はもちろん先輩後輩とも交流を深めることができたのでこの研修に参加してよかったなと思いました。 英語に関しては、聴き取りも発音も今のままでは全然足りないことが分かったので、もっと勉強してまた海外に行ってみたいです。

政経学部 法律政治学科 2年 大川優斗

僕は外国に行くのが初めてで最初は不安なところもありましたがアメリカは驚きと興奮の連続でした!まず、食べ物が全て大きくて食べるのには一苦労しました。飲み物もセルフドリンクバーのところが多く、ジュースといった飲み物をたくさん飲むことができました。僕がサンフランシスコで1番苦労したことは英語の発音です。サンフランシスコでの滞在初日にマクドナルドに入ったのですが、僕の発音が悪かったのか全然店の方には通じず、苦労を強いられました。2日目に薬局に行って会計を済ませようとした時に「bag」を「bug」と聞き取られ大爆笑された時は僕の発音の技術は甘いのだなと痛感しました。それからは街で歩いている時にはひたすら英語の発音の練習をしたりと、対策を練っているうちに6日目や7日目には片言ではありますが少しは会話できる程度には通じることができました。僕の成長を実感することもできましたし、アメリカの文化にも触れられたのでこの研修はとても有意義なものだったと感じられました。